黄金比その3” The Da Vinchi Code “

この映画は始まりから終わりまで全て黄金比が関係しているって知ってましたか?
ちなみにシリーズ2作目の『天使と悪魔』はシンメトリーを扱っています。
実はこの映画の原作者、ダン・ブラウンの奥さん美術史研究家なんです。
それで黄金比について詳しく書かれているのです。

歴史上黄金比が存在すると言われる建築物、
作品の作家が黄金比の数値を知っていたかの最後の作品ミロのヴィーナス
gomidarはその真相を明かすべくWiki号に乗ってその作家に会いに行く。

Wiki号設定時代 :about -130ギリシャ、ミロス島
gomidar : すみません、ミロのヴィーナスはどこに行けば見れますか?
島の住民: あんた遅いよ、今さっき異人さんが持っていってしまったよ。

gomidar : では作った人に会えませんか?
島の住民: 誰が作ったか分からねーんだよ

gomidar : モデルさんは誰ですか?
島の住民: わかんねーな、島で一番の美人でナイスバデーだってことしか、、、。
gomidar : モデルさんのようなナイスバディーの人いませんか?
島の住民:  うちのカアチャンだって、島の娘っ子だってみんなナイスバデーだよ。
gomidar : それってほんとですか?
島の住民:  おらはカアチャンの裸しか見た事ねえけどな、、、。

そうか!島の人たちがみんなナイスバデーと言う事はミロのヴィーナスの作者は黄金比を知らなくても作る事ができた訳だ。
この島の人たちの体が黄金比になってるわけだから、、、。

*gomidarは映画『ダヴィンチコード』にでて来たレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたウィトルウィルス的人体図を思い出した。

Wiki号設定時代 :about 1452~1915 Florence,Italy
レオナルド・ダ・ヴィンチ宅

gomidar: お忙しい中お会いしていただいてありがとうございます。
ダ・ヴィンチ: 最近はいろいろ取材が多くてね、君は何を聞きたいのかね?

gomidar: 先生の描かれたウィトルウィルス的人体図について聞かせてください。
ダ・ヴィンチ: 君の時代では私がブームなのかね?この前もダン君が来て私の名前を使った小説を描きたいとかで来たし、
その前は宇宙の研究をしているリヴィオ君が黄金比についての本を書いているのでいろいろと聞きたい事と言って来たよ。

gomidar: リヴィオ先生の本は読ませていただきました。
私は今、黄金比について勉強してまして先生の作品に黄金比の数値を知っていて使われているかお聞きしたいのです。

ダ・ヴィンチ: その件についてはリヴィオ君にもいったがノーコメントだ。

gomidar: それ自分で考えろってことですか?
ダ・ヴィンチ: その通り。

gomidar: ではウィトルウィルス的人体図についてお話聞かせていただけますか?
ダ・ヴィンチ: すまんな、これからこの絵に手を加えなきゃならんのでな、、、。

gomidar: それひょっとしてモナ・リザですか!?
会ってくれるという事で喜んだがこれでは取材拒否と大して変わらない。

ウィトルウィルスは古代ローマの建築家でモジュールを初めて用いた人。
モジュールとは長さの単位として人の体の一分を使う事を言う。
例えば足のサイズを10倍してそれをドアの高さにする。20倍して天井の高さにすると言ったもの。

後にル・コルビュジエが独自のモジュールを作り出している。
ダ・ヴィンチのウィトルウィルス的人体図は手を広げた長さが身長と同じになるといった
ように人体の一分と他の部分の関連をデッサンにしたもの。

「何でそれが黄金比と関係あるか」って?
「そこが大有りなんですよ、頭のテッペンからおへそまでとおへそからかかとまでが
ミロ島の住人に限らず西洋人は1 : 1.618…黄金比になっているのですよ。

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